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40代・50代から准看護師になれる?年齢制限・学校選び・仕事との両立を解説

40代・50代からでも、准看護師を目指すことはできます。准看護師養成所の入学資格は原則として中学校卒業以上で、法令上の一律の年齢上限はありません。ただし、入試、約2年間の学習、臨地実習、准看護師試験を順に乗り越える必要があるため、「入学できるか」だけでなく、時間・体力・費用・卒業後の働き方まで考えて準備することが大切です。

この記事では、40代・50代から准看護師を目指す方に向けて、年齢制限の考え方、社会人入試、学校生活と仕事を両立するポイント、学校選びの確認事項を解説します。

40代・50代でも准看護師を目指せる

厚生労働省の「看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン」では、准看護師養成所への入学資格として、中学校卒業など高等学校へ入学できる学力があることを示す書類の確認が定められています。年齢の上限は定められていません。

実際の出願条件は学校ごとに異なります。年齢に関する独自条件、入試区分、必要な就労経験、健康状態の確認などが設けられている場合があるため、必ず希望校の最新の募集要項を確認してください。

就業中の准看護師は40歳以上が約87%

厚生労働省の「令和6年度衛生行政報告例」によると、2024年末時点で就業している准看護師は23万3,022人です。このうち40歳以上は20万3,683人で、全体の約87%を占めます。

この数字は、40代・50代で資格を取得した人の割合や、年齢別の採用可能性を示すものではありません。一方で、幅広い年代の准看護師が実際に医療・介護の現場で働いていることは確認できます。

確認したいこと結論
40代・50代でも受験できるか法令上の一律の年齢上限はない。学校ごとの募集要項を確認する
中卒でも目指せるか原則として目指せる。中学校卒業などの入学資格が必要
医療経験が必要か資格取得ルート自体に医療職経験は必須ではない。社会人入試の条件は学校ごとに異なる
通信制だけで取得できるかできない。講義・演習・臨地実習を含む通学課程の修了が必要
働きながら通えるか可能な学校はあるが、実習期間を含めた勤務調整が必要

准看護師になるまでの流れ

  1. 入学資格と募集要項を確認する
  2. 准看護師学校・養成所の入学試験を受ける
  3. 講義・演習・臨地実習を含む課程を修了する
  4. 都道府県が行う准看護師試験に合格する
  5. 都道府県知事の免許を受ける

准看護師養成所の修業年限は2年以上です。無資格から通信講座だけで准看護師免許を取得することはできません。学歴別の詳しいルートは、准看護師になるまでの資格取得ルートで確認できます。

40代・50代が入学前に確認したい4つの課題

1.学習時間を継続して確保できるか

入学後は、人体の仕組み、疾病、薬物、感染予防、看護技術などを学びます。授業への出席だけでなく、復習、課題、定期試験、准看護師試験対策の時間も必要です。久しぶりに勉強する方は、入学前から国語や計算の基礎を復習し、毎日学習する習慣をつけておくと取り組みやすくなります。

2.臨地実習に参加できるか

准看護師教育には、医療機関などで行う臨地実習が含まれます。通常授業が半日制でも、実習は平日の日中に行われ、まとまった日程になる場合があります。勤務先のシフト変更、休暇、家族の協力、通学・実習先への移動時間を確認しましょう。

3.体力と生活リズムを整えられるか

授業、演習、実習、試験勉強が重なる時期は、生活が不規則になりやすくなります。通学時間を短くする、勤務日数を調整する、睡眠時間を固定するなど、無理を前提にしない計画が必要です。持病や通院がある方は、実習を含む学校生活について事前に学校へ相談してください。

4.学費と収入減を準備できるか

費用は入学金・授業料だけではありません。教材、実習着、健康診断、通学交通費などを含めて考えます。実習期間に勤務を減らす可能性がある方は、その間の収入減も家計に組み込みましょう。学校独自の分納、奨学金、教育訓練給付制度などは、利用条件と返済の有無を個別に確認してください。

社会人が准看護師学校を選ぶ7つのポイント

  • 受験資格:年齢、学歴、就労経験などの条件
  • 入試区分:社会人入試の有無と試験科目
  • 授業時間:始業・終業時刻と週ごとの授業日
  • 臨地実習:実施時期、時間帯、主な実習地域
  • 通学時間:自宅や勤務先から無理なく通えるか
  • 費用:卒業までの総額と利用できる支援制度
  • 就職・進学支援:年齢や希望する働き方に応じた相談ができるか

「働きながら通える」という説明だけで決めず、実習期間中のスケジュールまで具体的に聞くことが重要です。詳しくは、働きながら准看護師になるための準備と准看護師学校にかかる費用も参考にしてください。

入学前にしておきたい準備

学校説明会で不安を具体的に伝える

年齢だけを伝えるのではなく、「週何日働く予定か」「子育てや介護との調整が必要か」「卒業後に希望する働き方は何か」を整理して相談しましょう。時間割、実習、学習支援、就職支援について、自分の生活条件に合った回答を得やすくなります。

家族と勤務先に年間予定を共有する

入学後に初めて協力を求めるのではなく、出願前から授業・実習・試験の時期を共有します。家事、育児、介護、勤務の分担を決め、急な予定変更に対応できる人や制度も確認しておきましょう。

短い時間でも毎日勉強する

入試対策と同時に、継続的に学ぶ生活へ切り替えます。最初から長時間を目標にせず、決まった時間に机へ向かう習慣を作り、少しずつ学習量を増やす方法が現実的です。

桔梗十字専修学校で社会人入試を受ける場合

桔梗十字専修学校の令和9年度募集要項では、准看護師養成学科に社会人入試を設けています。受験資格は、中学校・高等学校卒業または同等以上の学歴を持ち、就労経験が通算2年以上ある方です。就労経験には、非常勤・パート・アルバイト・家事・育児も含まれます。

社会人入試は小論文と面接で行われます。一般入試や総合型入試もあるため、ご自身の経歴と準備状況に合う区分を比較してください。募集条件や日程は年度によって変わる可能性があります。出願前に最新の募集要項を確認し、学校説明会で授業・実習・学費・就職についてご相談ください。

よくある質問

50代からでも准看護師になれますか?

法令上の一律の年齢上限はありません。ただし、学校ごとに募集条件が異なり、入学後は講義・演習・臨地実習を修了する必要があります。学習時間、体力、費用、卒業後の就職希望を整理したうえで、希望校へ個別に相談してください。

医療の仕事をした経験がなくても受験できますか?

准看護師養成所への入学に、医療職の経験が全国一律で必須とされているわけではありません。社会人入試では就労経験などの条件が設定されることがあるため、学校の募集要項を確認してください。

年齢が高いと就職できませんか?

就職の可否は、年齢だけでなく、地域の求人、勤務時間、夜勤の可否、応募先の採用条件などで変わります。入学前に、希望地域でどのような求人があるかを確認し、学校の就職支援や卒業生の就職例も聞いておきましょう。

仕事を続けながら通学できますか?

勤務と両立しやすい時間割の学校はあります。ただし、臨地実習中は通常授業と時間帯が変わることがあるため、年間を通して同じ働き方を続けられるとは限りません。勤務先へ早めに相談し、実習期間の働き方まで決めておきましょう。

まとめ

40代・50代からでも、准看護師を目指すことはできます。大切なのは、年齢だけで可能性を判断せず、入学資格、学習時間、臨地実習、体力、費用、卒業後の働き方を具体的に確認することです。

まずは通学できる学校の最新の募集要項を読み、説明会で生活条件や不安を率直に相談しましょう。無理なく修了できる計画を作ることが、資格取得への第一歩です。

参考資料

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