埼玉県で看護専門学校を探すときは、学校名を並べる前に「卒業後に看護師を目指すのか、准看護師を目指すのか」を決めることが大切です。看護師3年課程、准看護師2年課程、准看護師から看護師へ進む2年課程では、受験資格も修業年限も異なります。
この記事では、埼玉県が公表する学校・養成所情報を基に、課程別の探し方、学費・入試・通学の比較方法を整理します。募集停止や定員変更があるため、出願時は必ず県の公式一覧と各校の最新募集要項を確認してください。
埼玉県の看護専門学校は3つの課程に分けて探す
看護師3年課程
高校卒業後などに3年間学び、看護師国家試験の受験資格を目指す課程です。埼玉県の公式一覧には、埼玉県立高等看護学院、川口市立看護専門学校、西埼玉中央病院附属看護学校、専門学校日本医科学大学校、医師会立・病院系の看護専門学校などが掲載されています。学校によって推薦、社会人、一般の入試区分、実習先、学費が異なります。
准看護師2年課程
中学校卒業以上を受験資格とする学校もあり、2年間の修学後に都道府県知事が行う准看護師試験の合格を目指します。埼玉県内には熊谷、川越、草加・八潮、所沢、朝霞、羽生・加須方面などに養成所がありますが、募集停止中の課程もあります。最新の募集状況は埼玉県「准看護師学校」で確認しましょう。
准看護師から看護師へ進む2年課程
准看護師免許取得後、看護師を目指す進学課程です。高校卒業の有無や実務経験により出願条件が異なるため、将来の進学を考える人は准看護師学校へ入学する時点から確認しておくと安心です。詳しくは准看護師から正看護師になるための進学ルートも参考にしてください。
埼玉県の看護専門学校を比較する7項目
- 取得できる受験資格:看護師国家試験か、准看護師試験か
- 修業年限:2年・3年・4年のどれか
- 出願条件:学歴、職歴、居住地、専願、卒業後の就業意思
- 入試科目:国語・数学・英語・小論文・面接・集団討論など
- 卒業までの総費用:入学金、授業料、施設費、教材、端末、実習交通費
- 通学と実習:通常授業だけでなく実習先までの移動時間
- 学習支援:国家試験・准看護師試験対策、補講、個別相談
「学費が安い」「偏差値が低い」といった一つの数字だけで決めず、卒業まで継続できるかを同じ重さで比較します。看護専門学校には大学のような統一された公式偏差値がないため、倍率、募集人数、過去問題、試験科目を組み合わせて難易度を判断してください。
社会人が確認したいポイント
社会人入試があっても、仕事を続けながら必ず通えるとは限りません。通常授業が午後中心でも、臨地実習は朝から夕方まで行われることがあります。説明会では、年間時間割、実習期間、欠席・補講のルール、アルバイトや就業の可否を具体的に聞きましょう。
- 社会人入試の職歴要件にパート・家事・育児が含まれるか
- 一般入試との併願や複数回受験が可能か
- 実習中の収入減を含めた資金計画を立てられるか
- 子育て・介護と両立するための支援があるか
川口周辺から通える選択肢
川口市内には、看護師3年課程の川口市立看護専門学校と、准看護師2年課程の桔梗十字専修学校があります。取得を目指す資格と修業年限が異なるため、単純な学費比較ではなく、卒業後の進路まで含めて選びましょう。
桔梗十字専修学校の准看護師養成学科は2年課程で、JR川口駅から徒歩圏です。社会人入試を含む入試区分や最新の納入金は募集要項で確認できます。実際の授業時間、実習、在校生の雰囲気は学校説明会で確かめてください。
よくある質問
埼玉県の看護専門学校は中卒でも受験できますか?
看護師3年課程は原則として高校卒業相当が必要です。准看護師2年課程は中学校卒業以上を対象とする学校があります。学校ごとの募集要項で確認してください。
看護大学と看護専門学校は何が違いますか?
大学は原則4年で学士取得を目指し、専門学校の看護師課程は3年が中心です。学費、一般教養、研究、実習、取得可能な資格、進学のしやすさを比較します。
まとめ
埼玉県で看護専門学校を選ぶ第一歩は、看護師か准看護師かを決めることです。その後に、公式一覧から候補を抽出し、出願条件、入試、総費用、通学・実習、学習支援を同じ表で比較しましょう。
参考:埼玉県「看護学校」、埼玉県「看護への道」(2026年11月2日確認)
公的資料で見る埼玉県内校の入学定員
埼玉県「看護への道 2026」では、看護師3年課程の入学定員として川口市立看護専門学校は40人、埼玉県立高等看護学院は80人と掲載されています。学校比較では名称だけでなく、課程・定員・入試区分を同じ年度の公的資料で確認することが重要です。




